事業内容

工種 単位 単価

訪問相談・助言

1日 18,000円~
剪定作業 1日 38,000円~
土壌改良 1㎥ 24,000円~
講演・植樹イベント 1日 52,000円~
樹勢回復作業   ※応相談
後継樹育生作業   ※応相談
出張費 1km 50円

樹木の管理について

人の手によって植栽された樹木は、山野に自生する植物とは異なり、適切な管理によって、維持していくことが必要です。季節に応じた剪定作業によって美しく健全な姿を保ちます。

定期的な剪定作業を行うことには、

 

綺麗な花を咲かせる。

美しい樹形や適度な大きさを維持する。

病害虫の被害を予防する。

災害による被害を低減させる。

 

などの目的があります。

剪定作業 施工前後

横浜を中心に事業を行っていたとき、任せていただいたシイの古木(東京都港区)の剪定作業です。高所作業車の使用が制限されていたため、ロープクライミングの技術を駆使し、一人で剪定を行いました。

ロープクライミングの様子

通常のお庭では、脚立や素登りで充分に対応可能な場合がほとんどですが、ロープを使用してより安全に作業を行うことがあります。

特殊伐採などの高度な技術を要する場合、息の合った複数の熟練した作業者で行うことが大切です。

古座川町に転居してからは、一緒に作業できる仲間がいないため、自社で対応できない場合もありますが、ご相談には精一杯対応させていただきます。

定期観察と後継樹の育成

植物は基本的に長命ですが、生物である以上適正な管理を行っていても、必ずいつかは枯死する日が訪れます。

特に天然記念物や世界遺産などに指定された地域において、樹木を定期的に観察し、状態を把握しておくことは重要です。

 

また、あらかじめ後継となる樹木を育成しておき、必要となる時期にうまく継代することは、木の国の樹木を健全な状態で次世代へと受け継ぐために必要であると考えています。

地域性苗木の活用

紀南地方は都市部とは異なり、人の生活圏と自然との距離が非常に近いという特徴があります。地域の固有種も多く、人が植栽した植物が自然界に与える影響は、都市と比較してとても大きくなります。安易に植栽した樹木が、既存の植物に対して悪影響を及ぼし、最悪の場合絶滅に追いやるということも考えられます。そのため、取り扱う樹種や地域性は大変重要な意味を持ちます。

しかしながら一般的に流通する苗木は、そういった情報がほとんど無視されて取り扱われているのが現状です。

 

樹木医甚兵衛では、自らの手で適正に栽培・管理した地域性苗木のみを使用することにより、この地域にふさわしい庭づくりを目指しています。

また、環境負荷を考慮し、除草剤の使用は一切いたしません。

 

そのため、この方針をご理解いただけないお客様は、大変申し訳ございませんが、管理や作業をお断りさせていただく場合がございます。